胃内視鏡検査(胃カメラ)

胃内視鏡検査(胃カメラ)とは

胃内視鏡検査は、口または鼻から内視鏡(先端にカメラがついた細い管)を挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察する検査です。胃がん、胃潰瘍、逆流性食道炎、ポリープなどの疾患を早期に発見できます。

以下のような症状がある方には、検査をおすすめしています。

  • 胃の痛み・もたれ・膨満感
  • 胸やけや酸っぱいものが上がってくる
  • 食欲不振や吐き気が続く
  • 黒い便が出る(出血の可能性)
  • 健診で異常を指摘された方
  • ピロリ菌感染がある、または除菌後の経過観察中

ご希望に応じて、鎮静剤を使用してウトウトした状態での検査も可能です(眠っている間に終わる感覚です)。

検査の流れ

01

事前診察(予約制)

検査前に外来を受診していただき、症状の確認や内服薬の調整、検査の説明を行います。

02

検査当日

当日は朝食をとらずにご来院ください。検査前に喉や鼻の麻酔を行い、ご希望の方には鎮静剤を投与します。

03

検査実施

検査時間は5〜10分程度です。粘膜の状態を観察し、必要に応じて組織の採取(生検)を行います。

04

検査後

鎮静剤を使用した場合は、院内で30〜60分ほど休んでからのご帰宅となります。車の運転はお控えください。

検査費用

胃内視鏡検査は保険診療で受けることができます。費用は検査の内容により異なります。

検査内容3割負担の自己負担額(目安)
内視鏡検査のみ約4,000~6,000円
組織検査(生検)あり約6,000~9,000円

※鎮静剤使用にかかる費用が別途必要になる場合があります。
※費用は目安です。実際の金額は保険の適用範囲や検査内容により異なります。